寝ても寝ても眠いのは過眠症?過眠症の症状や原因は?
夜しっかりと眠っているのに日中眠い!とか、寝ても寝ても眠い!そう感じている人はいませんか?
寝れないのは不眠症という病気がありますが、寝すぎてしまうのも実は病気です。
不眠症の反対に「過眠症」という病気があります。
今回は過眠症の症状や原因について、ご紹介します!
【過眠症とはどんな症状?】
過眠症は日中の強い眠気がある場合や、夜更かししていないのに眠気が強く残っている症状が多く見られます。
眠気が強いために日常生活や仕事に支障をきたしてしまうこともあります。
金縛りになる症状もでることがあります。
休んでも疲れがとれないとか、仕事中や家事をしているときも眠くて仕方がないという人は過眠症を疑ってみてもいいでしょう。
過眠症は1日のうちに何度も症状が出て、それが毎日のように継続する病気です。
車を頻繁に運転する人は、特に注意が必要です。
目安としては、強い眠気が3か月以上続く場合は、過眠症かもしれません。
【過眠症の原因は?】
明確な原因は人により、異なります。
ストレスが原因の人もいれば、薬の副作用が原因の人もいます。
・うつ病
・不安障害
・薬物やアルコール
・体重過多の人
・睡眠時無呼吸症候群
上記にのように様々な原因で、過眠症が起こります。
【過眠症かなと思ったらどうすればいい?】
まずは医療機関を受診しましょう。
過眠症なのか別の病気なのかをはっきりさせる必要があるからです。
心療内科など、行きにくい診療科の場合は友達や家族と一緒に受診するのもいい方法です。
過眠症の治療は原因によって異なります。
体重過多の人は肥満の改善をします。
また、マウスピースの着用をすることもあります。
睡眠時無呼吸症候群の人は専門的な治療が必要となります。
ストレスやアルコールが原因の場合は薬物治療が行われることもあります。
過眠症の治療はその人によってさまざまなので、まずは医療機関を受診しましょう。
【今回のまとめ】
今回は過眠症について症状や原因について、ご紹介しました。
不眠症で悩んでいる人も多いと思います。
しかし、反対に過眠症で悩んでいる人もいるのが現実です。
過眠症は病気とは認識されにくい病気ということもできます。
そのため、病院まで行くのに時間がかかってしまい治療が遅れてしまった!なんてことも少なくありません。
もし、日中眠気が強いとか、寝ても寝ても眠たいという場合には過眠症を疑って医療機関を受診することをオススメします。