日本人に多い糖尿病は2つのタイプがある?違いと原因や治療法を詳しく解説!
糖尿病には大きく分けると2つのタイプがあります。
1型と2型がありますが、日本人は比較的に2型糖尿病になりやすいです。
不健康な人が糖尿病になるのでは?と思っている人も多いと思います。
また、自分は健康な生活を送っているから大丈夫!
しかし、実際にはそうではありません。
痩せていても太っていても、健康な生活を送っていても糖尿病になることはあるのです。
そこで今回は糖尿病について、タイプや原因m治療法について詳しくご説明します。
【日本人にい多い2型糖尿病とはどんな病気?また、その原因は?】
日本人は比較的、糖尿病になりやすい体質です。
糖尿病には2つのタイプがあります。
1型と2型です。
日本人がなりやすいのは2型糖尿病です。
2型糖尿病は主に”生活習慣病”が原因で発症する糖尿病です。
太っている人は特に注意が必要です。
糖尿病は”インスリン”が深く関係している病気です。
”インスリン”とは膵臓から分泌されるホルモンのことを意味しています。
働きとしてはぶどう糖の消費を助ける作用があります。
日本人はこの”インスリン”を分泌する働きが弱いことから糖尿病を発症することがあります。
2型糖尿病を発症する主な原因として、運動不足や肥満があげられます。
日頃の運動不足を怠っていたり、ジャンクフードなど脂っこい物ばかり食べていたりと不摂生な生活をしていると2型糖尿病を発症するリスクが高まります。
【1型糖尿病とはどんな病気?また、その原因は?】
一方、1型糖尿病は不摂生な生活をしていなくても発症する糖尿病です。
0~25歳と若い年齢の子供や青年に多く発症します。
また、2型糖尿病と違い痩せ型の人に多いです。
膵臓のβ細胞が破壊されることにより、発症します。
なぜ、膵臓のβ細胞が破壊されるかというと、自己免疫が関係している場合と、原因不明の突発的に発症する場合があります。
また、遺伝もあると言われています。
1型糖尿病ではインスリンの分泌を自分の体内で行うことが著しく難しいため、”インスリン注射”をする必要があります。
【糖尿病の症状や治療について詳しく解説!】
糖尿病の症状は非常にさまざまです。
・多飲・口渇・多尿
これは糖尿病が進行しているときの症状です。
糖尿病の典型的な症状となっています。
腎臓の機能が著しく低下するために、たくさん水分を欲しがりその結果、多尿にも繋がります。
・全身倦怠感・空腹・過食
インスリンの働きが著しく低下してしまうと、ぶどう糖を上手にエネルギーに変換することができなくなります。
そのため、疲れやすくなるのです。
また、脳へのエネルギーの共有も低下するのでイライラすることもあります。
・体重減少
ダイエットしていないのに急激に体重が減少したときは危険サインです。
この症状は糖尿病の”サイン”だと思ってください。
ぶどう糖を上手にエネルギーに変換することが難しくなるために体重減少が起こると考えられています。
糖尿病には、上記のような症状があげられます。
次に糖尿病の治療についてです。
糖尿病にはさまざまな治療法がありますが主には…
食事療法と運動療法が取り入れられています。
その他には、薬物療法(インスリン)・GLP-1受容体作動薬・経口薬療法があります。
1型糖尿病の人は、インスリン注射が必要な場合が多いです。
また、糖尿病は一旦、発症してしまうと”完治”しない病気です。
そのため、”食事”と”運動”はしっかりと管理していく必要があります。
【まとめ】
今回は糖尿病について、タイプや原因、治療法について、説明してきました。
いかがだったでしょうか?
糖尿病は日本人にとても多い病気です。
また、完治はしない病気といえます。
進行すると合併症も発症する恐ろしい病気です。
普段から、適度な運動やバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
もし、糖尿病になってしまったら、合併症を防ぐことを目標に治療に取り組むことが大切です。
次回は糖尿病の合併症について、どのようなものがあるかを詳しくご説明したいと思います♪