精神疾患で多いうつ病とはどんな人がなりやすい?原因や症状を徹底解説!
精神疾患と聞くと”うつ病”を思い浮かべる人が多くいると思います。
中には見た目は普通なのに実は”うつ病”なんて人も結構います。
うつ病は甘え!という人も実際には多く存在します。
また、うつ病はどんな人でもなりえる病気と言われています。
突然、発症することもあるのです。
理解がされにくいうつ病ですが、うつ病とはどんな病気なのでしょうか?
今回はうつ病について原因や症状を詳しく解説していきたいと思います。
【うつ病とはどんな病気?気になる症状は?】
うつ病とは一言では現すことが難しい複雑なデリケートな病気です。
また、心の風邪と称されることもある病気となっています。
実際にうつ病になったことがない人には、なかなか理解するのが難しいのが現状です。
心の病気でもあるのですが…
実際には脳のエネルギーがガス欠状態になっている状態なのです。
車もガソリンが無いと走ることはできませんよね。
うつ病は具体的にはどのような症状があげられるのでしょうか?
症状は人によって様々ですが、主に心の症状と身体症状があります。
ここで疑問に思うのが、心の病気なのに”身体症状”が意外と多いということです。
うつ病は心の症状だけではないのです。
心の症状と身体症状に分けて具体的に症状をあげてみたいと思います。
<うつ病の心の症状>
・抑うつ気分になる
・消えてしまいたいという気持ちになる
・自分の好きなことに興味や関心が無くなる
・不安感や焦りがある
・意欲が著しく低下する
・常に億劫な気持ちになる
・日常会話や本、ドラマの内容が頭に入ってこない
など、他にもありますが主にはこのような感じです。
<うつ病の身体症状>
・体が鉛のように重たい
・睡眠がうまく取れない
・倦怠感がある
・食欲がなくなる
・疲労感が強くなる
・動悸がする
・息苦しさがある
・口渇(のどが渇く感じがある)
・体の痛みがある
など、他にもありますが主にはこのような感じです。
【うつ病はどんな人がなりやすい?また、原因はどんなものがある?】
うつ病は誰でもなりえる病気です。
また、年齢に関係なく発症する病気と言われています。
それでは次にどんな人がうつ病になりやすいのか説明していきます。
うつ病になりやすい人とは以下のような人です。
・真面目な性格の人
・完璧主義な人
・物事に対しての責任感が強い人
・几帳面な性格の人
・頑張り屋さんの性格の人
など、他にもありますがこのような感じとなります。
上記のようにうつ病になりやすい人をあげてみました。
しかし、必ずしも上記のような人がうつ病になるわけではありません。
全く心当たりのない人もうつ病になることはあり得るのです。
次にうつ病になる原因についてお話しします。
うつ病は原因も人によって様々です。
・生活環境の変化
・仕事のストレス
・家事や育児など日常生活のストレス
・明確には証明されていませんが遺伝
など、他にもありますがこのような感じとなります。
【うつ病の治療法はどんなものがある?】
うつ病は心の病気です。
治療法は様々なものがあります。
しかし、治療期間は人によって異なるのです。
数カ月で治る人もいれば数年とかかる人もいます。
また、寛解・治癒・軽快など状態も様々です。
うつ病の主な治療方法は次のようなものがあります。
・薬物治療
・休養
・精神療法
主にこの3つです。
そして、上記以外の治療方法として次の治療法があげられます。
・経頭蓋磁気刺激療法(TMS)
・高照度光療法
・運動療法
・修正型電気けいれん療法(m‐ECT)
このような治療法があります。
うつ病の治療の基本は”薬物療法”と”休養”だと言われています。
妊娠していて薬が使えないとか、薬物療法で思うような効果が出ないとか。
そういった場合には他の治療法を行うこともあるのです。
人によって効果があるものと、そうでないものがあるので治療法も異なります。
また、心の風邪は普通の風邪と違い治る期間も様々なので、焦らないことが肝心です。
【まとめ】
今回はうつ病について原因や症状について紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
うつ病はなったことがない人には、なかなか理解されにくい病気です。
しかし、決して”甘え”ではありません。
うつ病はれっきとした”病気”です。
周りにはなかなか理解されにくいかもしれませんが、ゆっくり治療することをオススメします。
焦っても悪化するだけなので注意が必要です。
また、信頼できる人を見つけるのもうつ病にとってはいいことです。
ぜひ、自分を責めずにしっかりと向き合ってみてください♪
そして、周りの人がうつ病になってしまったら、できるだけ責めずに理解する努力をしてみてくださいね♪